満天土佐イメージ

防災情報・災害対策や避難方法


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このページでは、高知県中西部地域(須崎市・中土佐町・津野町・梼原町・四万十町)に関する防災情報を掲載しています。
 高知県は太平洋に面していて、土佐湾沖に南海トラフがあることから、「南海地震」での地震津波の被害にあう可能性が高いと言われています。
 また、私たちの日常でいつ起こるか分からない大雨洪水やゲリラ豪雨、台風などにおいても、事前準備や対策をする事で、被害が少しでも抑えれる場合があります。災害発生時や避難時の行動なども知識があると身のまわりや大切な命を救うことにも繋がります。

地震対策 中土佐町の防災情報
南海地震とは? 須崎市の防災情報
地震年代表 四万十町の防災情報
風水害対策 津野町の防災情報
ペットと災害 梼原町の防災情報
災害時の連絡方法 高知県総合防災情報システム

地震対策

地震の規模と震度

地震の規模をマグニチュード、それぞれの地域での地震の揺れを震度と言います。
マグニチュード(規模)と震度とはよく混同されますが、これらは全く別の尺度です。
震度は、一般的に震源に近いほど大きくなります。つまり、マグニチュードが大きくても震源が遠い場合や深い場合は震度が小さく、逆にマグニチュードが小さくても、震源が近い場合や浅い場合は震度が大きくなります。
※震度階級別に感知の目安を下表にまとめましたので、参考にしてください。
計測震度 震度階級 備  考
0.0〜0.4 震度0 人は揺れを感じない。
0.5〜1.4 震度1 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
1.5〜2.4 震度2 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
2.5〜3.4 震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。棚にある食器類が、音を立てることがある
3.5〜4.4 震度4 かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。
4.5〜4.9 震度5弱 多くの人が、身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。安全装置が作動し、ガスが遮断される家庭がある。まれに水道管の被害が発生し、断水することがある。
計測震度 震度階級 備  考
5.0〜5.4 震度5強 非常な恐怖を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。テレビが台から落ちることがある。タンスなど重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。一部の戸が外れる。
5.5〜5.9 震度6弱 立っていることが困難になる。固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。 開かなくなるドアが多い。家庭などにガスを供給するための導管、主要な水道管に被害が発生する。
6.0〜6.4 震度6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。ガスを地域に送るための導管、水道の配水施設に被害が発生することがある。
6.5〜 震度7 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。広い地域で電気、ガス、水道の供給が停止する。

地震から身を守る

自身の身の安全を確保しましょう。
身の安全を確保しよう。大きな揺れを感じたらテーブルや机の下に身を隠し、頭を保護するようにしましょう。家具など倒れやすい物には、転倒防止対策などをしておきましょう。
火の始末は確実に行いましょう。
火の始末をしよう。小さな火でも、大きな災害を生みます。小さな地震でも火を消す習慣をつけておきましょう。
出口を確保しましょう。
出口を確保しよう。非難口を確保するため出口のドアを開けましょう。特にコンクリート建てのマンションなどは地震がくるとドアがゆがみ部屋に閉じ込められる可能性があります。
懐中電灯は、身の回りに置いておきましょう。
懐中電灯を置いておこう。夜間などの停電や非難に備えて懐中電灯は、身の回りにおいておきましょう。
山崩れ・崖崩れ・津波に注意しましょう。
山崩れ等には気をつけよう。危険のある地域では、すばやく非難しましょう。
避難は徒歩で、荷物は最小限のものにしましょう。
避難は徒歩でしよう。非常持出品は、日頃からリュックなどに入れて一つにまとめておきましょう。避難時には、エレベーターや自動車は使用しないようにしましょう。
塀ぎわ・路地などには近づかないようにしましょう。
塀際や路地には近づかない。非難時には、ブロック・門柱・自動販売機・川岸など倒れやすいもの崩れやすいものには、近づかないようにしましょう。
正しい情報のもとに慎重に落ち着いて行動しましょう。
新しい情報を入手しよう。災害時には、デマや噂に惑わされやすくなります。携帯ラジオなどを備えておき、常に新しい情報を入手するようにしましょう。

非常時持ち物

500mlのペットボトルの飲料水を買い揃えておくのをおすすめ。
懐中電灯
停電になると真っ暗。また、発生時が夜だと避難すら困難になる。
携帯ラジオ
周りはパニックになっているはず。
噂に惑わされず、より正確な情報を得る事は大事。
運動靴
ガラスや色々な危険なものが足元にあるので、逃げる時は必ず運動靴で!
タオルやティッシュ
避難場所で清潔なタオルやティッシュ等があるとは限らない。
少量でもあると助かる。
 他にもあれば良い物はたくさんあるが、欲張り過ぎて逃げ遅れない様、普段からリュック等に準備しておく事をおすすめします。

初期消火の重要性

地震の際には、身の安全と火の始末が大切です。火災が発生しても大地震の時には、消防車がすぐに来てくれるとは限りません。家庭から火災を出さないよう気をつけましょう。出火した場合には、小さな火のうちに消火することがポイントです。
ポイント1
 揺れを感じたら、使っている火を消します。ただし、すでに大揺れになってしまった場合には、無理に火を消そうとするとかえって危険です。なべのお湯などで、やけどをする危険性があります。
ポイント2
 机の下などで身の安全をはかり、揺れがおさまってから火を消します。
ポイント3
 万一燃え始めたら、手近にある消火器などですばやく火を消します。

南海地震とは

土佐湾沖約100kmにある、南海トラフ上を震源とした地震のことを称して「南海地震」といいます。
南海トラフ 【南海トラフはユーラシアプレートとフィリピン海プレートの間にあり、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが年約6cmのスピードで沈み込んでいます。
 このプレートの動きにより、ぶつかり合う所に歪みが生じ、限界に達すると、プレートが急に元に戻ろうと動きます。この時の衝撃が地震となり、地震の衝撃が海面に伝わり、津波も引き起こします。これが「南海地震」です。地震により発生した津波は、水深4,000mでは約720km/h、水深10mでは約36km/hのスピードで進んできます。また、陸地に近づくほど津波の波の高さは高くなります。
 また、次回の南海地震の場合、約120秒(P波:約20秒 S波:約100秒)間揺れると言われています。
 地震の規模(マグニチュード)が7以上で、震源の深さが40kmより浅い場合に、被害を及ぼす津波が発生する可能性が高いと言われています。ただし、ほとんど揺れを伴わなくても、津波が襲ってくる例も過去にはあります。※P波:地震時の地震波の縦波、S波:P波の後から来る地震波の横波】高知市防災対策課ホームページから引用しました。
高知県危機管理部危機管理課のページでは、南海地震についてや津波の波についてなど詳しく説明されています。

地震年代表

高知県にて過去に起きた地震の起きた年月日、地震名称、地震の規模を示すマグニチュード、また、地域と概要(被害等)につきまして年表で記しています。
  • 西暦(和暦)
  • 地震名称
  • マグニチュード
地 域 ・ 概 要
  • 1968/04/01
    (昭和43年)
  • 1968年
    日向灘地震
  • M7.5
日向灘
高知・愛媛で被害多く、傷17人、住家全壊1件、半壊2件、道路損壊18ヶ所など。小津波があった。

  • 1946/12/21
    (昭和21年)
  • 南海地震
  • M8.0
南海道沖
被害は中部以西の日本各地にわたり、死者1,330人、家屋全壊11,591、半壊23,487、流失1,451、焼失2,598、津波が静岡県より九州にいたる海岸に来襲し、高知・三重・徳島沿岸で4〜6mに達した。室戸・紀伊半島は南上がり傾動を示し、室戸で1.27m、潮岬で0.7m上昇、須崎・甲浦で約1m沈下。高知付近で田園15kuが海面下に没した。

  • 1941/01/19
    (昭和16年)
  •  
  • M7.2
日向灘
四国西岸に津波あり。

  • 1931/11/02
    (昭和6年)
  •  
  • M7.1
日向灘
室戸で津波85cm。

  • 1909/11/10
    (明治42年)
  •  
  • M7.6
宮崎県西部(日向灘)
大きなやや深発地震で、深さ約150km 高知にも被害あり。

  • 1882/06/24
    (明治15年)
  •  
  •  
高知市付近
市内で壁が落ち、板塀が倒れ、石灯籠の頭が落ちるなどの被害があった。

  • 1854/12/26
    (安政1年11月7日)
  •  
  • M7.3〜M7.5
伊予西部・豊後
南海地震の被害と区別が難しい。土佐でも強く感じた。

  • 1854/12/24
    (安政1年11月5日)
  • 安政
    南海地震
  • M8.4
畿内・東海・東山・北陸・南海・山陰・山陽道
東海地震の32時間後に発生。近畿付近では2つの地震の被害をはっきりとは区別ができない。被害地域は中部から九州に及ぶ。津波が大きく、波高は串本で15m、久礼で16m、種崎で11mなど、地震と津波の被害の区別が難しい。死者数千。室戸・紀伊半島は南上がりの傾向を示し、室戸・串本で約1m隆起し、甲浦・加太で約1m沈下した。

  • 1854/12/23
    (安政1年11月4日)
  • 安政
    東海地震
  • M8.4
東海・東山・南海諸道
津波が房総から土佐までの沿岸を襲い被害が拡大。

  • 1841/11/03
    (天保12年9月20日)
  •  
  • M6.0
宇和島
四国・中国の西部と筑後で有感。

  • 1812/04/21
    (文化9年3月10日)
  •  
  •  
土佐
高知で土蔵壁落ち、瓦落下、塀の損所があった。中村の方が強かったともいう。

  • 1789/05/11
    (寛政1年4月17日)
  •  
  • M7.0
阿波
土佐室津に被害。

  • 1762/10/18
    (宝暦12年9月2日)
  •  
  •  
土佐
高岡郡で瓦落ち。

  • 1707/10/29
    (宝永4年10月4日)
  • 宝永地震
  • M8.4
五畿・七道
津波の被害は土佐が最大。室戸・串本・御前崎で1〜2m隆起し、高知市の東部の地約20kuが最大2m沈下した。

  • 1605/02/03
    (慶長9年12月16日)
  • 慶長地震
  • M7.9
東海・南海・西海諸道
地震の被害としては淡路島安坂村千光寺の諸堂倒れ、仏像が飛散したとあるのみ。津波が犬吠岬から九州までの太平洋岸に来襲して、八丈島で死57、浜名湖近くの橋本で100戸中80戸流され、死多数。紀伊西岸広村で1700戸流失、安和穴喰で高波2丈、死1500余、土佐甲ノ浦で死350余、崎浜で死50余、室戸岬付近で死400余など。ほぼ同時に二つの地震が起ったとする考えと、東海沖の一つの地震とする考えがある。

  • 1361/08/03
    (正平16年6月24日)
  •  
  • M81/4〜M8.5
畿内・土佐・阿波
津波で摂津・阿波・土佐に津波被害。

  • 1099/02/22
    (康和1年1月24日)
  •  
  • M8.0〜M8.3
南海道・畿内
土佐で田千余町みな海に沈む津波が遭ったらしい。

  • 887/08/26
    (仁和3年7月30日)
  •  
  • M8.0〜M8.5
五畿・七道
京都の民家・官舎の倒潰多く、圧死多数。津波が沿岸を襲い溺死多数、特に摂津で津波の被害が大きかった。南海トラフ沿いの巨大地震と思われる。

  • 684/11/28
    (天武13年10月14日)
  •  
  • M81/4
土佐その他南海・東海・西海地方
山崩れ、河湧き、家屋社寺の倒潰、人畜の死傷多く、津波来襲して土佐の船多数沈没。土佐で田苑50余万頃(約12ku)沈下して海となった。 南海トラフ沿いの巨大地震と思われる。

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風水害対策

集中豪雨・ゲリラ豪雨には要注意!
集中豪雨」は、狭い範囲に大量の雨の降る現象です。夕立の時のような激しい雨が、何時間も続くことが特徴です。ゲリラ豪雨は狭い地域に限られ突発的に降るため、予測は比較的困難です。
大雨や集中豪雨が起きると、河川の氾濫土砂崩れ崖崩れなどによる大きな被害が予想されます。気象情報に十分に注意し万全の対策を心がけて下さい。

波の高さ

【波 高(m)】・【通 称】
 4〜6    しけ
 6〜9    大しけ
 9以上    猛烈なしけ
高潮に注意!高潮は台風や強い低気圧の影響で,海水が周辺から吹き寄せられ、海面が異常に高くなる現象です。V字型に開いた地形の湾などでは特に高くなりやすく、注意が必要です。

大雨時の安全対策

  1. テレビ・ラジオ・新聞が伝える気象情報に注意し、常に最新の情報を聞くようにしましょう。
  2. 危険な場所には近づかないようにしましょう。雨で増水した小川や側溝、マンホールは境界が見えにくくなり、転落事故がおこりやすくなります。
  3. 土砂災害の次のような前ぶれに気づいたら、まわりの人に知らせていっしょに避難しましょう。
    ・雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
    ・急に川の流れが濁り流木が混ざる。
    ・山鳴りがする。
    ・がけに割れ目が見える。
    ・がけから水が湧き出る。
    ・がけから小石がぱらぱらと落ちる。
  4. 危険を感じたり、防災機関から指示があったら速やかに避難しましょう。避難の際は、持ち物を最小限にして背中に背負うなどして、とっさのとき両手が自由に使えるようにしましょう。

避難時の注意

●靴はひもで締められる運動靴などにしましょう。裸足や長靴は禁物です。
●両手は空けるようにし、荷物は背中で背負うようにしましょう。
●強風の時は、飛んできた看板などでケガをする危険があります。ヘルメット防災頭巾、座布団などで、頭部を覆いましょう。
●はぐれないようにお互いの体をロープでつないで避難しましょう。
●歩ける深さは、男性で約70cm、女性で約50cm。水深が腰まであるようなら無理は禁物。高所で救援を待ちましょう。
●洪水時は、水面下にマンホール、側溝などの危険が潜んでいます。長い棒を杖として安全を確かめながら移動しましょう。また、夕刻以降は必ず大きめの懐中電灯を持ちましょう。
1時間雨量
(ミリ)
通 称 状  況
1未満 小雨 地面がかすかに湿る。
1〜5 弱い雨 シトシト降る。地面がすっかり湿る。
5〜10 本降りになる。地面にところどころ水溜りができる。
10〜20 やや強い雨 ザーザーと降る。地面からの跳ね返りで足元がぬれる。
20〜30 強い雨 どしゃ降り。傘をさしていてもぬれる。 ワイパーを速くしても見づらい。側溝や下水、小川があふれ、小規模のがけ崩れが始まる。
30〜50 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る。 道路が川のようになる。高速走行時、車のブレーキが効かなくなる。都市では下水管があふれる。山崩れ・がけ崩れが起こりやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。
50〜80 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。都市では地下街などに雨水が流れ込む場合がある。マンホールから水が噴出する。土石流が起こりやすい。多くの災害が発生する。
80以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。大規模な災害の起こるおそれが強く、厳重な警戒が必要。
平均風速
(m/秒)
通 称 状  況
10〜15 やや強い風 風に向かってあるきにくくなる。傘がさせない。樹木全体が揺れる。電線がなる。
取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める。
15〜20 強い風 風に向かって歩けない。転倒する人もでる。ビニールハウスが壊れ始める。
20〜25 非常に強い風
(暴風)
しっかりと身体を確保しないと転倒する。車の運転を続けるのは危険状態となる。鉄製のシャッターが壊れ始める。風で飛ばされた物で窓ガラスが割れる。
25〜30 非常に強い風
(暴風)
立っていられない。屋外での行動は危険。樹木が根こそぎ倒れはじめる。ブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める。
30以上 猛烈な風 屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。
浸水や土砂災害の危険がある地区の方は早めに対策準備を。最近では土が不要の水を含むと膨らむ便利な土のうもあるようです。楽ちん土のう

ペットと災害

災害時、ペットはどうする?

 災害が発生した場合、飼い主はペットを一緒に連れて避難する「同伴(同行)避難」が原則となっています(ただし大型動物・専用の飼育施設が必要な動物を除く)。これは避難命令がすぐに解除されそうな場合でも同じです。
 災害時にペットが生き残るには、飼い主の指示が必要です。世話が出来なくなったり、避難所で受け入れてもらえないのでは…など不安はありますが、どんな状況でも諦めずにペットと災害を乗り切りましょう。
ペットと防災
※ペットによって対策は異なります。このページで紹介している対策はあくまでも一例であり、必ずしも全てのペットに有効とは限りません。またこのページの「ペット」とは、犬・猫(最も一般的な伴侶動物)を指します。

日頃からできる準備

準備しておきたいペットの防災グッズ
ペット用非常持ち出し袋を作ろう
近年ペットの防災グッズも豊富になり、何を揃えたらよいか迷っている方もいるでしょう。最低限必要な防災グッズをまとめた「ペット用非常持ち出し袋 」も販売されていますが、ペットの種類や住環境によって必要な物は変わります。我が家のペットには何が必要か調べ、非常持ち出し袋を作っておきましょう。
フード
非常用の水やフードは定期的に新しいものと取り替えておくこと。避難所でペットフードが配給される事があるが、フードはなるべく食べ慣れた物の方が良い。最低3日分は必要。
リードケージ
リードはいつも使っている物とは別に、予備をもう一つ準備しておくとよい。引っ張ると首輪が抜けたり首が絞まる恐れがあるのでハーネスも付ける。ケージ(クレート)は折りたたみ式・キャスター付き・ドッグリュックと呼ばれるリュックサック型などさまざまな種類がある。
排泄用品
ペットシーツ・猫砂などペットの排泄に必要なものは必ず揃えておく。また糞や砂の処理用にゴミ袋・スコップも忘れずに。
◆鑑札・迷子札・マイクロチップ・写真
飼い主の連絡先などが分かる鑑札(迷子札)や、ペットの体に埋め込むマイクロチップ(専用機器で読み込むとペットの情報を得られる)は迷子・行方不明になった時に非常に役立つ。写真はそのペットの飼い主であるという証拠にもなるので、なるべく飼い主や家族と一緒に写っているものが良い。
◆その他
ペット用食器・応急処置セット(常備薬)・タオル・新聞紙・グルーミング用品・ペット健康手帳・おもちゃ(ストレス解消)など。

最寄の避難所について調べておこう
避難所によってはアレルギーを持った人やペットによる臭い・騒音などのトラブルを考慮してペット連れの受け入れを断られてしまう場合があります。地域によってはペット専用スペースを設けている避難所もあるので、最寄の避難所ではどう対処しているのか普段から調べておくとよいでしょう。こうち防災情報では、最寄の避難所を探すことができます(高知県基礎情報MAP)。

ワクチン・予防注射を受けておこう
避難所では他のペットと同じ空間にいる事が多くなってきます。そこに一匹でも感染症にかかったペットがいれば、すぐに他のペットも感染してしまいます。日頃からワクチンや予防接種をきちんと受け、病気や感染症をうつさない・もらわないようにしましょう。ダニ・ノミの駆除も欠かせません。

しつけ・トレーニングをしておこう
避難生活はペットにとってかなりのストレスです。特に慣れないケージに入れられたペットは、不安とストレスで鳴く事が多くなります。ペットにとってケージが「楽しい場所・落ち着ける場所」になるよう日頃から慣らしておきます(クレートトレーニング)。「お座り・待て」など基本的なしつけも怠らないようにしましょう。

災害が起きたら

  1. 自分の安全を確保
    何よりもまず自分の身を守って下さい。飼い主が怪我をしたり動けなくなったりすれば、ペットもどうする事も出来ません。地震ならクッションなどで頭を庇う、テーブルの下に逃げるなど。海の近くにいる場合はすぐに高台へ避難しましょう。この時ペットが近くにいるなら、逃げ出したりしないように確保してください。
  2. ペットを保護する
    被災したペットは興奮や恐怖でパニックになっています。家を飛び出し行方不明になったペットもいるので、早めにリードやケージを使って保護して下さい(いつもより攻撃的になっている可能性があります)。ペットが怯えている場合は、いつものように声をかけて落ち着かせるといいでしょう。
  3. 情報を集める
    ラジオ・テレビ・ネット・防災無線を利用して警報や注意報が発表されていないか確認して下さい。電気が止まっている状態でも情報が集められるように、携帯ラジオを準備しておきます。きちんと情報を得ずに外へ飛び出すのは危険です。まず冷静になって状況を把握しましょう。

避難所での避難生活

ペットマナー
愛犬のマナー
避難所では屋外もしくは屋内でペットを飼育する事が出来ます。ほとんどの場合は屋外にペット専用スペースを設けたり、ペット連れとそうでない被災者で部屋が分けられます。どちらの場合も、人や動物に接することが多くなります。普段から人に慣らす・無駄吠えしないようにしっかりしつけておいて下さい。
屋内で生活する場合、ペットはなるべくケージに入れておきます。ペットがケージ内で鳴く場合は、大きめのタオルか新聞紙で覆って落ち着かせましょう。理由があってケージから出す場合は、ペットが勝手に歩き回ったりしないようリードで繋いで下さい。またペットの匂いはかなりキツイので、こまめに消臭スプレーを使いましょう。
ペットと離れるのは苦しい、一緒にいたいという人もいるかもしれません。しかしペット本位の身勝手な行動を続ければ、きちんと決まりを守って生活している他の飼い主も悪く見られてしまいます。「ペット=迷惑」にしない為にも、他の被災者と協力しながら生活しましょう。

マイカーでの避難生活

エコノミークラス症候群
ペットの運動不足・熱中症
避難所への入居が困難な場合、マイカーで避難生活を送る方法もあります。マイカーでは避難所よりもプライバシーが確保でき、また周囲に気を使う事も少なくて済みます。しかし車内生活ではペットだけでなく飼い主も気をつけなければならない事があります。

エコノミークラス症候群静脈血栓塞栓症
車中泊で最も怖いのはエコノミークラス症候群です。これは長時間同じ体勢を取り続け、静脈に血栓(血のかたまり)が詰まって発症します。症状は皮膚の炎症・動悸や冷や汗・呼吸困難などで、最悪の場合死亡する恐れがあります。新潟中越地震では車内で避難生活を送っていた被災者が、エコノミークラス症候群と思われる症状で亡くなりました。
エコノミークラス症候群防止に有効なのは、水分補給と運動です。こまめに水分を取り、軽く体を動かすなどして防ぎましょう。ただしアルコールやカフェインを含む飲料は逆に脱水を引き起こす恐れがあるので避けましょう。
運動不足と熱中症
車で生活するため自由に出歩けない事は、ペットにとって多大なストレスとなります。その状態が続くと食欲不振・嘔吐・下痢など体調を崩しやすくなります。また夏場の車内は気温が上がり、飼い主もペットも熱中症の危険性が出てきます。車は窓を開けただけでは換気が十分行われません。呼吸が速い・よだれを垂らす・ぐったりしているなどの症状がペットに見られたら要注意です。
ペットは可能な限り運動(散歩)をさせる、人気のない日陰の場所に繋いでおくなどして運動不足・熱中症を予防しましょう。

「同伴避難」の難しさ

ペットと一緒に逃げるという事 災害時のペットの扱いについて「鎖を外して自由にすべき」「構わずに置いてくるべき」という意見も聞かれます。家庭で暮らしてきたペットは野生で暮らした経験がないためエサの獲り方も分かりません。災害直後は運よく生き残れても、その後エサが食べられずに衰弱したり二次災害に巻き込まれる恐れもあります。
同伴避難はペットの命を救うだけではなく、放浪ペットによる感染症や怪我人が出ない為にも必要な行動です。災害時に飼い主とペットが悲しい思いをしないよう、普段からきちんと備えておきましょう。
※2011年4月、高知県は県獣医師会と「災害時動物救護協定」を結びました。この協定では災害時に動物保護施設の開設・ペットフードの提供・飼い主の捜索・また動物だけでなくペットの飼育が困難になった飼い主への支援などが行われます。
※このページを作成するにあたり香取章子さん著「いざというとき役立つ 犬と猫のための災害サバイバル」を参考にさせていただきました。

災害時の連絡方法

災害発生時は安否確認や消防・警察への連絡が殺到する為、電話が繋がりにくくなる事があります。
家族や友人が無事かどうか確認したいけれど、連絡が取れない…。
家族が心配しているかもしれないので、自分の無事を伝えたい…。
そんな時に役立つのが、災害用伝言ダイヤル災害用伝言板です。
この2つのサービスは、日本国内で大規模な災害(地震・風水害など)が発生した場合に提供されます。

音声で伝える「災害用伝言ダイヤル(171)」

このサービスは一般電話・携帯電話・公衆電話・PHSから利用する事が出来ます。
災害発生時は被災地からの録音が優先されるので、被災地以外からの録音が一時的に制限される場合があります。
メッセージは30秒以内、1つの電話番号につき最大10件まで録音する事が出来ます。
伝言を登録する
・伝言を録音する場合
  1. 「171」をダイヤルする
  2. アナウンスに従い、「1」を入力する
  3. 自宅の電話番号を入力する(※市外局番含む)
  4. アナウンスに従い、伝言を録音する
伝言を再生する
・伝言を再生する場合
  1. 「171」をダイヤルする
  2. アナウンスに従い、「2」を入力する
  3. 自宅の電話番号を入力する(※市外局番含む)
  4. 音声が再生される

文字で伝える「災害用伝言板」

この災害用伝言板は、現在の被害状況とメッセージ(100字以内)を登録することが出来ます。
「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」は、インターネットに接続できるパソコン・携帯電話から利用できます。「災害用伝言板」は携帯電話事業者から随時提供されます。
登録したメッセージにパスワードを設定する事もできますが、事前に相手にもパスワードを知らせておかなくてはなりません。

「災害用ブロードバンド伝言板(web171)の使い方」

伝言を登録する
・伝言板に登録する場合
  1. 利用規約を確認して「同意する」にチェックする
  2. アナウンスに従い、「1」を入力する
  3. 電話番号を入力する(※市外局番含む)
  4. 伝言の登録者名・電話番号・メッセージを入力する(静止画・動画・音声ファイルのどれか一つを登録する事も出来る)保存期間:48時間
  5. 「伝言を受付しました」と表示されたら登録完了
伝言を確認する
・伝言板を確認する場合
  1. 「災害用ブロードバンド伝言板」へアクセスする
  2. 利用規約を確認して「同意する」にチェックする
  3. 相手の電話番号を入力する(※市外局番含む)
  4. 登録内容が表示される
  5. 返信があれば入力する(音声ファイルを登録する事も出来る)保存期間:48時間
  6. 「伝言を受付しました」と表示されたら登録完了

携帯電話用「災害用伝言板」の使い方

伝言を登録する
・伝言板に登録する場合
  1. 「災害用伝言板」へアクセスする
  2. 「災害用伝言板」の登録を選択する
  3. 現在の状態とメッセージを入力する
    ※事前にメールアドレスを登録しておけば、登録した事を相手にメールで通知できます。
伝言を確認する
・伝言板を確認する場合
  1. 「災害用伝言板」へアクセスする
  2. 「災害用伝言板」の確認を選択する
  3. 相手の携帯電話の番号を入力する
  4. 登録内容が表示される

携帯電話事業者(キャリア)と全社一括検索

キャリアとは、ドコモ・au・ソフトバンクなど携帯電話サービスを提供している会社のことです。
以前は安否を確認したい相手がどのキャリアか事前に知っておかなければならず、キャリアごとに提供された「災害用伝言板」で検索をしなければなりませんでした。
しかし2010年3月1日より全社一括検索が開始されたことで、キャリアに関係なく全ての災害用伝言板を一括して検索できるようになりました。これにより、もし相手の携帯電話のキャリアが分からなくても、登録された伝言を確認することが出来ます。
スマートフォン(多機能携帯電話)から各キャリアの災害用伝言板を利用した場合、安否情報の確認は出来ますが、登録はある一定の条件を満たしていなければ出来ません。対応していないスマートフォンはキャリアが提供している「災害用伝言板アプリケーション」を使えば、情報の登録が可能になります。

各事業者の災害時サービスに関するページ

サービスを提供している事業者一覧
NTT西日本
「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板(web171)」
NTTドコモ
「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」「災害用キット(アプリ)」
au by KDDI
「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」およびスマートフォン用アプリケーション
SoftBank(ソフトバンク)
「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」およびスマートフォン用アプリケーション
Y!mobile
「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」
※上記の「災害用伝言ダイヤル」及び「災害用伝言板」は体験利用サービスが実施されています。実施期間など詳しい情報については各社ホームページをご覧下さい。

※おすすめサイト
中土佐町役場 防災情報 ページ
須崎市役所 防災情報 ページ
四万十町役場 防災情報 ページ
津野町役場 防災情報 ページ
梼原町役場 防災情報 ページ
高知県中西部の防災情報を掲載している各市町村のサイトです。
避難場所情報や標高(海抜マップ)、防災グッズ、自分でできる防災対策など詳しく情報を掲載しています。
防災情報提供センター
内閣府防災部門が情報提供しているサイトで、気象情報や河川情報、道路情報、地震情報などを提供しています。
高知県総合防災情報システム
高知県危機管理部危機管理課が情報提供しているサイトです。
「水防情報」「道路規制情報」など大雨や台風などの情報を1時間毎に最新情報を公開しています。
国土交通省【川の防災情報】
全国のリアルタイム雨量・水位などの情報を提供しているサイトです。
河川情報センター
財団法人 河川情報センターが川全般の情報について提供しているサイトです。