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上ノ加江・磯

高知県四万十町志和の磯釣り情報

上物釣り底物釣り共に楽しめる名磯多い志和磯


高知県中西部の太平洋・土佐湾に面した四万十町志和磯の拡大写真拡大画像)です。四万十町志和の磯には、渡礁可能なハエ(碆)が大小合わせ20数個あり、背後に志和〜小鶴津〜大鶴津〜冠岬につらなる山林・断崖を控え、北西の風の強い冬期でも釣りの可能なハエが多いのが特徴です。

【コウデ(東面)】 ハエ全体が低い磯のコウデですが、中でもすぐに波に洗われそうな東面。グレなど上物狙いのメインの釣りポイントはこの東面になります。

志和の港を出て14分程度の海上に位置する細長い磯が、コウデ(別名:上平バエ[カミヒラバエ])です。東西に約25mの長さ、幅約7mで最も高い場所(船着き場付近)で3m程度の全体的に低い磯です。水深は7m程度で、上物の場合のメインの釣り場は、東側の直ぐに波に洗われそうな場所です。船着き場付近では、石鯛やイガミ(ブダイ)などの底物も狙えます。ハエの東端手前左側に2m程半島状に突き出た岩場先と、それより東端寄りで竿を出します。磯近くの足下にポイントを置いたり、又はクロハエ方角を向いて6〜10m先の遠投ポイントを狙います。秋から冬にかけてのグレ、夏の夜釣りでイサキ、春のモイカなどが狙える磯です。コウデは磯が低いので、強い北西風や北東〜南東の波には弱く、潮がしぶいたり波をかぶったりします。ただ、そのような釣り人にとってコンディションの悪い日には好漁の場合が多く、海や波の状況判断を的確にできる釣り人にとっては、非常に奥の深い釣り場です。このようにコウデは磯が低く波に弱いのが弱点ですが、波の状態を見極める眼識と釣りテクニックを持った人には釣果の期待できるハエと言えそうです。