満天土佐イメージ
蝉(セミ)の羽化

蝉(セミ)の羽化



このページでは、セミ)の羽化脱皮)の様子を掲載しています。

高知県中西部に位置する中土佐町大野見の四万十源流の里蝉(セミ)の羽化(脱皮)の瞬間に遭遇しました。

7月中旬の夜7時半頃です。子供たちの呼ぶ声で慌てて外に・・・筆者がかけつけた時にはすでに体が全部殻から出てしまっていました。

あまりの美しさに目を奪われ、数分経って“はっ”と気づき、慌ててカメラを取りにコテージの中に。バーベキュー棟の大きな柱にしがみついているセミは地上から80p程の高さ。ちょうど子供たちの目の高さでした。子供たちはもちろん、筆者も生まれて初めて目にした光景でした。翅は透き通るような緑がかった白、体は黄金色に輝いていました。


子供たちは、背中の殻が破れ、頭をだし、前足でぶら下がるように支えて体全体を引っ張りだし翅を伸ばす姿をしっかりと目に焼きつけたようです。おそらくそれまでは静かに見守っていたのでしょう。すべてが終わってから興奮し、堰を切ったように次々に筆者を呼ぶ声が聞こえました。「もう少し早く呼んでくれたらなぁ…(T^T)」と残念な気もしましたが、目の前の美しいセミに感動×感動でした。
子供たちのにぎやかな声が響く中、“神秘的な世界が静かに幕を開けていたんだなぁ”と余韻に浸っていました。

セミの羽化
蝉(セミ)
昆虫:カメムシ目(半翅目)セミ科
〔アブラゼミ・・・ヨコバイ亜目(同翅亜目)〕
約3000種類存在している。
卵→幼虫→成虫と変化する。
羽化>夕方地上に出てきて、暗くなってから木などに登り、羽化を始める。背中が割れて頭を押し出し、足でぶら下がりがら支え翅を引っ張り出す。2時間くらいで羽化は終了する。


セミの羽化
真上から見たセミ。出てきた直後で、翅はグリーンがかった乳白色。体は黄金色に輝いている。
セミの羽化
少し時間が経った時の様子。翅は透き通り、体はやや茶色味をおびてきている。足は前足二本のみで支え他の足はひっこめている。

セミの羽化
真横から見たセミ。殻に足四本をかけ、支えている。翅は水平(真横)に開いている。
セミの羽化
真横から見たセミ、時間が経った時の様子。前足2本のみで支えている。翅は少し閉じ、良く見る蝉の姿になった。