満天土佐イメージ
トンボの写真一覧

トンボの写真一覧

トンボ(とんぼ、蜻蛉)の 写真・画像(拡大写真)


イラスト素材・ベクター素材のピクスタ


高知県中西部地域で、日常観察されるトンボとんぼ蜻蛉)について、写真に簡単な解説を添えて一覧形式で紹介しています。各トンボの写真をクリックすると拡大写真(拡大画像)を表示します。
日本のトンボ一覧(抜粋)


新着情報
2016/10/18 ノシメトンボ(♂♀)リスアカネ(♂)の写真を新規に追加しました。
2016/10/07 ネキトンボ(♀)の写真を新規に追加しました。

ここ高知県中西部のさらに西の四万十市には、世界初のトンボ保護区として有名な「トンボ自然公園」もあり、日本の中でも有数のトンボ生息地域になっています。

本頁のトンボ一覧とは別に、特定のトンボ(オニヤンマアサヒナカワトンボミヤマアカネグンバイトンボシオカラトンボ)に関する特設ページもありますので、是非ご覧になってください。

※このページの写真ファイル(画像ファイル)の無断使用を禁止します。(Yukisoft Corporation) 写真素材【PIXTA】

オニヤンマ(鬼蜻蜒)
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オニヤンマ

(♂)
【オニヤンマ科】オニヤンマ(鬼蜻蜒)は日本最大のトンボです。体長はオスで8.5〜9.5cm、メスは大きいもので11cm程度になるそうです。胸部・腹部はオニヤンマ・カラーと言われる黒地に黄色のストライプで、複眼が一点で接しているのが特徴です。最も人気のあるトンボです。■□■オニヤンマの特設ページ
オニヤンマ(鬼蜻蜒)
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オニヤンマ

(♀)
【オニヤンマ科】写真のオニヤンマ(鬼蜻蜒)は、田んぼの用水路に産卵中のメスです。この時は約10分間程産卵シーンを撮影する機会に恵まれました。至近距離からマクロレンズで撮影すると、大型のオニヤンマの迫力に圧倒されます。
■□■オニヤンマの特設ページ

オニヤンマ(鬼蜻蜒)
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オニヤンマ

(♂)
【オニヤンマ科】オニヤンマ(鬼蜻蜒)の羽化シーンに出くわした際の、初飛翔直後の顔写真です。この個体の場合、最初に見つけてから飛び立つ間際まで約2時間程度要しています。初飛翔の瞬間を動画「オニヤンマの羽化と初飛翔」で見ることが可能です。■□■オニヤンマの特設ページ
コオニヤンマ(小鬼蜻蜒)
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コオニヤンマ

(♂)
【サナエトンボ科】コオニヤンマ(小鬼蜻蜒)とオニヤンマの見分け方ですが、コオニヤンマは後肢が非常に長く、複眼が離れています。またオニヤンマがぶら下がるように止まるのに対し、コオニヤンマはベタッと伏す形で止まる場合が多いようです。


コオニヤンマ(小鬼蜻蜒)
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コオニヤンマ

(♂)
【サナエトンボ科】コオニヤンマは、国内のサナエトンボの中では最大の大きさで、獰猛な性質のようです。野外で写真撮影中に、時々コオニヤンマが他の種類のトンボを追いかけたり、蝶をくわえて飛んでいる姿を見掛けたことがあります。
ギンヤンマ(銀蜻蜒)
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ギンヤンマ

(♂♀)
【ヤンマ科】ギンヤンマ(銀蜻蜒)は”ヤマ”、”シブ”などなど多くの愛称を持ちヤンマ科の中でも馴染み深いトンボだそうです。写真のギンヤンマは、水が張られた田んぼで他の多くのトンボに混じって産卵活動行動をしていました。前の青いトンボが♂で、後ろの赤いトンボが♀です。

ヤブヤンマ(藪蜻蜒)
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ヤブヤンマ

(♀)
【ヤンマ科】 ヤブヤンマ(藪蜻蜒)は、5月中頃から9月中頃にかけて見られます。この写真のヤブヤンマは若いメスで、山中の道路脇にある谷の、砂防コンクリート堰堤の泥水溜まりで育った模様。近くには10数個の羽化殻が存在していた。成熟したオスの複眼は青く綺麗だそうです。
クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜒)
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クロスジギンヤンマ

(♂)
【ヤンマ科】 クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜒)は春から初夏に現れるヤンマで、ギンヤンマに似ているが胸の2本の黒い筋があり区別できるようです。成熟したオスの第2〜3腹節は鮮やかな青色、また第7節まで鮮明な青色の紋が存在します。本種は、まだ良い写真が撮れていません。

カトリヤンマ(蚊取り蜻蜒)

カトリヤンマ

(♂)
【ヤンマ科】 カトリヤンマ(蚊取り蜻蜒)は朝夕の薄暗い時間帯によく活動し、日中はほとんど林の中で休んでいる場合が多いそうです。写真のカトリヤンマも薄暗い林の中で翅を休めていて、しかもあまり近づけず良い写真が撮れませんでした。
ミルンヤンマ(Milne蜻蜒)
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ミルンヤンマ

(♀)
【ヤンマ科】 ミルンヤンマ(Milne蜻蜒)の名前の「ミルン」は、当時東京帝国大学で地質学・鉱山学の教授をされていたJ.Milne氏に由来するそうです。 ミルンヤンマは胸に2本の幅広い黄紋を持ち、また腹部第2〜8節の黄紋もはっきりしています。

コシボソヤンマ(腰細蜻蜒)
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コシボソヤンマ

(♂)
【ヤンマ科】 コシボソヤンマ(腰細蜻蜒)は褐色の地色に黄紋を持ち、腹部第3節が大きくくびれている。また翅の端には雌雄共に褐色紋があるそうです。最近は本種の個体数が少なく、都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているようです。
ヤマサナエ(山早苗)
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ヤマサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ヤマサナエ(山早苗)は同じサナエトンボ科のキイロサナエと良く似ているが、ヤマサナエは胸部の第1側縫線に沿った黒条がはっきり上まで達し、またオスの腹部先端の上付属器は曲がらず鋭く尖っています。


ヤマサナエ(山早苗)
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ヤマサナエ

(♀)
【サナエトンボ科】 ヤマサナエ(山早苗)は、日本特産種で本州・四国・九州に広く分布しています。此方でも5〜7月に掛けて、雑木林を流れる川の中流域で多数観察されます。また林道でも良く出くわし、道路の真ん中にべたっと静止しているのを見掛けます。
ヤマサナエ(山早苗)
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ヤマサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ヤマサナエは、此方ではかなり個体数が多く、5〜7月頃に山間部に行けば簡単に観察されます。写真のヤマサナエは小さな水溜まりの上でホバリングしていた個体です。この時はかなり接近した状態で撮影可能でした。

ダビドサナエ(ダビド早苗)
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ダビドサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ダビドサナエは日本特産種のトンボです。名前の「ダビド」はフランス人の生物学者ダビドに由来。「ダビドサナエ」は「クロサナエ」と良く似ており写真のみの判定は難しいようですが、写真の♂は腹部第10節の突起よりダビドサナエと予想しています。
ダビドサナエ(ダビド早苗)
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ダビドサナエ

(♀)
【サナエトンボ科】 ダビドサナエのメスは一度しか出会ってなく写真も少なく自信がありませんが、恐らくダビドサナエの♀だと思います。オスの方は、此方では山奥の清流域で5〜6月頃に良く見られます。

ダビドサナエ(ダビド早苗)
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ダビドサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ダビドサナエは、此方では4月下旬から6月上旬にかけて、清流域で観察される事が多いです。拡大写真の1枚は、4月下旬に堰堤近くの林道脇にいた未熟な個体で、未だ複眼も茶色で翅も真新しい状態です。
ヒメサナエ(姫早苗)
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ヒメサナエ

(♀)
【サナエトンボ科】 ヒメサナエ(姫早苗)は日本特産種のトンボです。本州、四国、九州の山間部の河川上流域に生息するようですが、生息地は限られており都府県によっては準絶滅危惧種に指定されています。写真のヒメサナエ(♀)は、四万十川上流域で観察された個体です。

ヒメサナエ(姫早苗)
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ヒメサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ヒメサナエ(姫早苗)は、小型のサナエトンボで41〜43mm程度の体長です。此方では、渓流域で6〜7月頃に見掛けますが、筆者の経験では小さいので一度見失うと、なかなか再発見が難しいです。
ヒメサナエ(姫早苗)
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ヒメサナエ

(♂)
【サナエトンボ科】 ヒメサナエ(姫早苗)は、6〜7月に清流域で見掛ける事が多いですが、写真のヒメサナエも同じく局所的に清流で観察されるグンバイトンボの生息域に居た個体です。この小さな浅い清流は、下流で堰堤に流れ込んでいます。

オジロサナエ(尾白早苗)
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オジロサナエ

(♀)
【サナエトンボ科】 オジロサナエ(尾白早苗)は日本特産種のトンボです。他のサナエトンボとの見分け方として、胸横のY字型の黒条が用いられるようです。写真のオジロサナエはグンバイトンボの生息地・清流域に1頭のみ休止していた個体です。
オナガサナエ(尾長早苗)
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オナガサナエ

(♀)
【サナエトンボ科】 オナガサナエは日本特産種のトンボで、頑丈な中型のサナエトンボです。写真のオナガサナエは、8月中旬の暑い日中に、日本最後の清流と言われる四万十川上流域の県道脇で観察された個体です。

タカネトンボ(高嶺蜻蛉)
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タカネトンボ

(♂)
【エゾトンボ科】 タカネトンボ(高嶺蜻蛉)は、高知県では準絶滅危惧種に指定(2012年現在)されています。写真のトンボは秋に撮影したもので、初夏にはグンバイトンボの生息する清流・池を旋回し続け、たまに葦で翅を休めているのを撮影。
コヤマトンボ(小山蜻蛉)
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コヤマトンボ

(♂)
【エゾトンボ科】コヤマトンボ(小山蜻蛉)は、同じエゾトンボ科のオオヤマトンボと良く似ているそうですが、コヤマトンボは大きさがひとまわり小さく、また頭部前面に1本の黄色条があり、オオヤマトンボの方は2本であり区別できるようです。



シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
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シオカラトンボ

(♂)
【トンボ科】シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)は、日本のトンボの中で最も親しまれているトンボ。日本の伝統的な童謡の名曲「とんぼのめがね」のモデルとも言われ、その歌詞の一部“とんぼのめがねは水いろめがね”のように、成熟したオスの複眼は深みのある水色に。■□■シオカラトンボの特設ページ
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
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シオカラトンボ

(♀)
【トンボ科】シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のメス(♀)は、その体色からムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれ広く親しまれています。同じメスでも成熟度合いによって複眼や体の色が変化していきます。
■□■シオカラトンボの特設ページ

オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
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オオシオカラトンボ

(♂)
【トンボ科】オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)は羽化した時はオス・メス共に黄地に黒紋があり、成熟するに従ってオスは黒から青灰色に変化します。本種のヤゴは水の汚れに強いそうです。個体差はありますが、特にオスは人懐く接写が比較的容易に行えます。
オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
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オオシオカラトンボ

(♀)
【トンボ科】オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)は、翅の基部に黒褐色斑をもつ体長53〜60mm程度のトンボです。シオカラトンボに較べると、全体にかなり色合いが濃いイメージです。真夏に池の近くで元気に飛び回っているのを良く見ます。

シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)
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シオヤトンボ

(♂)
【トンボ科】 シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)は、シオカラトンボの仲間で春の早い時期から姿を見せます。未熟な状態では雌雄共に黄地に黒縞模様をもち、オスは成熟するに従い腹部が黒く、背面に白い粉を吹いて青灰色になります。
シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)
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シオヤトンボ

(♀)
【トンボ科】 シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)は、シオカラトンボに似ていますが、一回り小さくてずんぐりした感じのトンボです。此方では毎年4〜6月頃に良く見られます。春の初めにシオヤトンボを見つけてから本格的なトンボ撮影がスタートします。

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)
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ショウジョウトンボ

(♂)
【トンボ科】ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のオスは、若い時は橙色で成熟すると真っ赤な色になります。なお、体の色が真っ赤でも、秋の風物詩の「赤トンボ」の仲間ではないようです。メスの方は、成熟しても濃い橙色に変化する程度です。
ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)
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ショウジョウトンボ

(♀)
【トンボ科】ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)は雌雄共に透明な翅をもっていますが、翅の基部の広い範囲が橙色をしています。マクロレンズで接写しようと近づいても、直ぐに逃げられる事が多いです。此方では個体数はやや少ない種類です。


ミヤマアカネ(深山茜)
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ミヤマアカネ

(♂)
【トンボ科】ミヤマアカネ(深山茜)は、高知県内ではクルマトンボ(車蜻蛉)と呼んだりします。ミヤマアカネの体の色は、羽化後の夏の間はオス・メス共に橙褐色ですが、オスは秋口から赤くなりはじめ成熟した状態では真っ赤になります。■□■ミヤマアカネの特設ページ
ミヤマアカネ(深山茜)
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ミヤマアカネ

(♀)
【トンボ科】ミヤマアカネ(深山茜)の♂は、薄紅色の縁紋が特徴の日本で最も美しい赤トンボと言われています。飛び方が独特で、飛び立って直ぐに低空でホバリングを行い、その際に翅が風車のように綺麗で、写真撮影に挑戦しますが未だ成功していません。■□■ミヤマアカネの特設ページ

ナツアカネ(夏茜)
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ナツアカネ

(♂)
【トンボ科】ナツアカネ(夏茜)は、アキアカネと共に赤トンボとしてよく知られています。成熟したオスは複眼を含む体全体が真っ赤になります。他の赤トンボと本種の見分け方の一つとして、胸部横3本の黒条の中の線(第一側縫線)が中程で切れている点が用いられる。
ナツアカネ(夏茜)
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ナツアカネ

(♀)
【トンボ科】ナツアカネ(夏茜)は、羽化後の若い時は近くの里山で生息し、初秋に体色が赤く色づく頃に田んぼの近くにやって来るそうです。此方でも初冬に刈取後の田んぼ柵で、アキアカネと共に日向ぼっこをしているのをよく見掛けます。

アキアカネ(秋茜)
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アキアカネ

(♂)
【トンボ科】アキアカネ(秋茜)は、日本の秋の風物詩として昔から親しまれてきたが、最近は全国的に激減しているそうです。秋深まる頃に、同じ赤トンボの仲間であるナツアカネと共に日向ぼっこをしている姿を良く見掛けます。YouTube動画で見るアキアカネ
アキアカネ(秋茜)
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アキアカネ

(♀)
【トンボ科】同じ赤トンボの仲間のナツアカネ(夏茜)とは胸部の黒い筋模様で見分けられ、胸部横3本の黒条の中の線(第一側縫線)に注目すると、ナツアカネが中程途中で切断されたようになっているのに対し、アキアカネの場合は線の先が段々細くなっています。

ヒメアカネ(姫茜)
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ヒメアカネ

(♂)
【トンボ科】ヒメアカネ(姫茜)は、国内のアカネ属の中では最も小型のトンボだそうです。此方では里山の山裾で時々見掛けます。暖かい地域では冬場でも見られるようで、写真のオスも12月初旬の比較的暖かい日に、民家近くの山沿いの日溜まりで見つかった個体です。
ヒメアカネ(姫茜)
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ヒメアカネ

(♀)
【トンボ科】ヒメアカネ(姫茜)は、胸部を前から見ると中央に幅広い黒条があります。その黒条を挟んで両側にハの字型の紋があるのが特徴です。此方では里山の裾野付近に、1〜2頭で生息しているのを良く見掛けます。

リスアカネ(Ris茜)
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リスアカネ

(♀)
【トンボ科】リスアカネは翅の先端に斑紋(ノシメ班)を持ち、第1側縫線が上端まで届かず途中で切れている。ノシメトンボやコノシメトンボとは胸側面の黒条模様で班別可能。名前の「リス」はイギリスのトンボ学者F・Risに因んでいるそうです。
リスアカネ(Ris茜)
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リスアカネ

(♂)
【トンボ科】このリスアカネ(♂)は、10月中旬に海辺近くの湿地帯に見つけた個体です。周りには同じく翅の先端に斑紋(ノシメ班)のあるノシメトンボの雌雄がみられ、直ぐにはリスアカネと同定できず、後に写真を拡大し胸側面の黒条模様で班別。

コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)
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コノシメトンボ

(♂)
【トンボ科】翅の先に黒斑のある赤トンボの中ではコノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)のオスが最も鮮やかな赤色になると言われています。胸の2本の黒い筋の前の筋が上の方で折れ曲がり、後ろの筋と繋がっている点で他の赤トンボと区別できます。
コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)
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コノシメトンボ

(♀)
【トンボ科】コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)は此方では個体数が少ない種類で、写真のメスも四万十川上流域での写真撮影途中で偶然見つけた個体です。9月下旬に、清流に架かる小さな橋の上で休んでいました。



ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
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ノシメトンボ

(♂)
【トンボ科】ノシメトンボは、翅の先に黒褐色のあるアカネ属のトンボの中で最も大型で、体長40〜50mm程度になる。胸の2本の黒い筋が完全に上まで達しているのが特徴。また雌雄共に眉斑を持ち、腹部の側面に黒紋が強く現れる。
ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
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ノシメトンボ

(♀)
【トンボ科】写真のノシメトンボ(♂♀共に)は、10月中旬に海岸近くの湿地帯で観察された個体。この時がノシメトンボを見た最初で、初めて訪れた場所だったのでラッキー。雌雄共に地味な色合いですが、特徴の一つが翅の先端に斑紋。

マユタテアカネ(眉立茜)
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マユタテアカネ

(♂)
【トンボ科】マユタテアカネ(眉立茜)は、雌雄共に顔面に眉斑と呼ばれる一対の黒い紋をもっています。なお、メスの中には翅の先に褐色紋があるタイプも存在しています。此方では生息数の多い種類で、秋には雌雄での連結飛翔シーンが見られます。
マユタテアカネ(眉立茜)
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マユタテアカネ

(♀)
【トンボ科】マユタテアカネ(眉立茜)は人懐こいトンボで、マクロレンズでの写真撮影も比較的容易に行えます。此方では田んぼの水路で毎年10月中旬に、同じ赤トンボのミヤマアカネのペアと混在した状態で、連結飛翔産卵シーンが見られます。

ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)
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ハラビロトンボ

(♂)
【トンボ科】ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)は、腹部が幅広くなった小型のトンボです。未熟な時は、雌雄共に黄色の地に黒い紋をもつ状態のようですが、オスは成長すると青から黒っぽい青に変化します。メスの方はくすんだ黄色になります。
ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)
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ハラビロトンボ

(♀)
【トンボ科】ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)は、小型のトンボで体長32〜37mm程度です。未熟な時は雌雄共に黄色っぽい色で、体色のみでは♂♀の判別を誤る可能性があります。此方ではあまり個体数が多くありません。

ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)
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ウスバキトンボ

(♀)
【トンボ科】ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)は、胸部などは内部が透き通って見えそうな感じで、一見柔らかく弱々しいトンボのように見えます。しかし、実際には長距離渡りの可能な非常に飛ぶ力の強いトンボのようです。
ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)
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ウスバキトンボ

(♂)
【トンボ科】ウスバキトンボは飛び回っている状態が長く、たまに単独で休憩している姿を見掛けるが、その場合写真のような格好で熟睡している事が多い。成熟した♂は腹部の背面が赤味を帯びてくるようです。

ネキトンボ(根黄蜻蛉)
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ネキトンボ

(♀)
【トンボ科】ネキトンボは、がっちりした中型の赤トンボの仲間です。翅の基部が赤橙色で広い。胸部側面に太い黒条あり。筆者の地域では初めての観察で。出会った時はいつもの赤トンボとは異なる雰囲気で、胸部黒条の太さが特徴的でした。写真はネキトンボの♀です。
ベニトンボ(紅蜻蛉)
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ベニトンボ

(♀)
【トンボ科】ベニトンボ(紅蜻蛉)の分布域は温暖化に伴ってか北上し続けていて、現在では九州や四国の複数箇所で確認。筆者も今回身近な場所で初めて発見し、胸部の黒条で他の茜属とは異なると思ったが直ぐには同定できず。成熟♂は綺麗な紅色のようで出会いを愉しみに。

アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)
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アサヒナカワトンボ

(♂)
【カワトンボ科】 アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)は、旧名称はニシカワトンボ(西川蜻蛉)と呼ばれていたトンボで、2007年に日本蜻蛉学会の標準和名検討委員会にて新名称のアサヒナカワトンボに決定されたそうです。体に金緑色の光沢があり、オスは成熟すると白い粉がふくようです。■□■アサヒナカワトンボの特設ページ
アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)
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アサヒナカワトンボ

(♀)
【カワトンボ科】 アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)は、此方ではかなり個体数の多いトンボです。沢山の個体写真を眺めていると、翅と縁紋の色の組み合わせが有ることに気付き、4つのパターン、透明翅・赤縁紋、透明翅・白縁紋、橙色翅・赤縁紋、橙色翅・白縁紋に分類してみました。■□■アサヒナカワトンボの特設ページ

ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)
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ミヤマカワトンボ

(♂)
【カワトンボ科】ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)は、日本産の均翅亜目の中では最も大型で、世界的にも屈指の大きさだそうです。体の色は雌雄共に緑色がかった銅色ですが、オスの方は腹の部分が金緑色に光っています。
ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)
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ミヤマカワトンボ

(♀)
【カワトンボ科】ミヤマカワトンボ(深山川蜻蛉)は、5〜8月頃に清流の岩・石の上にいるのを良く見掛けます。警戒心が強いのか、ある程度接近するとハグロトンボのように飛び立ち、場所を移動します。

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)
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ハグロトンボ

(♂)
【カワトンボ科】ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)は、高知県では「神様トンボ」や「仏トンボ」と呼ぶ地域もあります。雌雄共に翅は黒っぽく紋がなく、雄の胴体は金緑色に光り、雌の胴体は焦げ茶色を帯びたように見えます。
ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)
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ハグロトンボ

(♀)
【カワトンボ科】ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)は、全身が黒〜焦げ茶色っぽく、生息場所もやや薄暗い所が多く、多少不気味が感じのするトンボです。それと警戒心が強いのか1.5〜2m程度近づくと直ぐに遠くに飛ぶ為なかなか接写できません。

シコクトゲオトンボ(四国棘尾蜻蛉)
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シコクトゲオトンボ

(♀)
【ヤマイトトンボ科】 シコクトゲオトンボ(四国棘尾蜻蛉)は、世界中で四国にのみ生息するトンボだそうです。以前偶然自宅にやってきたシコクトゲオトンボですが、その後生息地の一つを発見し写真を撮ることができました。
シコクトゲオトンボ(四国棘尾蜻蛉)
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シコクトゲオトンボ

(♀)
【ヤマイトトンボ科】 シコクトゲオトンボは、四国にのみ生息するトンボというのを知って、是非出会いたいと思いつつ一年経過後、偶然珍しいトンボを自宅軒下で発見。早速調べてみると、何と「シコクトゲオトンボ」ではないですか◎◎

グンバイトンボ(軍配蜻蛉)
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グンバイトンボ

(♂)
【モノサシトンボ科】 グンバイトンボ(軍配蜻蛉)は全国的に個体数が減少しており、しかも生息地が局所的とのことで、都府県によっては絶滅危惧種に指定されているようです。オスの中肢と後肢の脛節が軍配のように扁平な形をしています。■□■グンバイトンボの特設ページ
グンバイトンボ(軍配蜻蛉)
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グンバイトンボ

(♀)
【モノサシトンボ科】 これらの写真のグンバイトンボ(軍配蜻蛉)の生息場所は、土砂が大量に堆積し、ほとんどダムの機能を果たしていない古い堰堤、その上流辺りの雑草の生い茂る河原で、クロイトトンボなどと一緒に観察されたものです。■□■グンバイトンボの特設ページ


クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)
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クロイトトンボ

(♂)
【イトトンボ科】 クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)のオスは、全身が青みを帯びた黒色で、腹部の先端部分に鮮やかな藍色紋が2つあります。メスの地色はくすんだ緑色で、背中はほとんど黒色です。
クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)
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クロイトトンボ

(♀)
【イトトンボ科】これらの写真のクロイトトンボは、グンバイトンボの生息地で毎年のように観察される個体です。この自然に形成された池にはクレソンが沢山生えており、その葉の上にいるクロイトトンボを良く見掛けます。

オオイトトンボ(大糸蜻蛉)
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オオイトトンボ

(♂)
【イトトンボ科】 オオイトトンボ(大糸蜻蛉)は、名前に似合わず大きさは普通サイズで、体長31〜38mm程度です。オスは節も青く、全体に青の目立つ美しいトンボです。オオイトトンボは、比較的水深の浅い水域を好むそうです。
オオイトトンボ(大糸蜻蛉)
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オオイトトンボ

(♂♀)
【イトトンボ科】 オオイトトンボ(大糸蜻蛉)のメスは、全体にくすんだ黄緑色で背中は黒色です。これらの写真のオオイトトンボは、四万十川流域の睡蓮田で交尾行動をしていた雌雄です。


キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
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キイトトンボ

(♂)
【イトトンボ科】 キイトトンボ(黄糸蜻蛉)のオスは、腹部第7節〜第10節の背中に黒斑がありメスと区別できます。またオスは成熟すると腹部が鮮やかな黄色に、また胸部は黄緑色のなり、ひときわ目立つイトトンボです。
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
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キイトトンボ

(♀)
【イトトンボ科】 キイトトンボ(黄糸蜻蛉)は、他のイトトンボに較べるとやや太めの体をしたイトトンボです。しかも鮮やかな黄色をしており、良く目立つイトトンボと言えます。マクロレンズで見えるキイトトンボは美しい。

ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)
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ホソミイトトンボ

(♂)
【イトトンボ科】ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)は夏型と越冬型が存在し、越冬型は初めはあまり目立たない体色(褐色の地色に黒い斑紋)ですが、翌春になると鮮やかな青色になるようです。
ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)
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ホソミイトトンボ

(♀)
【イトトンボ科】国内には成虫で冬を越すトンボが3種存在しますが、このホソミイトトンボはその一つになります。此方では毎年3月下旬〜4月上旬に、山裾の日溜まりに越冬型のホソミイトトンボが元気な姿を見せてくれます。

アジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)
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アジアイトトンボ

(♀)
【イトトンボ科】写真の黄緑色の胴体のイトトンボは、見つけて直ぐに見失ってしまい写真が1枚のみです。最大の有力候補はアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)のメス(夏型)だと思いますが、もしかしたら間違っているかも知れません。
アジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)
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アジアイトトンボ

(♀)
【イトトンボ科】写真の赤橙色のイトトンボは、未熟なアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)のメスです。この後成熟するにつれて緑色の胴体になるそうです。アジアイトトンボは、雌雄共に背中に黒い筋が存在します。

アオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)
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アオモンイトトンボ

(♂)
【イトトンボ科】アオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)は体長3cm程度の小さなトンボで、オスの腹部第8節は鮮やかな淡青色で、似たイトトンボのアジアイトトンボは第9節が青いので区別可能。
ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)
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ホソミオツネントンボ

(♀)
【アオイトトンボ科】 ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)は、成虫で越冬する日本のトンボ3種の中の一つです。写真は筍探しに行った竹林で見つけた個体ですが、止まった際に腹部を上下に動かす仕草が見られた。

羽化殻(ウカガラ)
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羽化殻

トンボの羽化した後に残される羽化殻抜け殻)も、そのトンボの生態を研究する上での貴重な資料になるようです。オニヤンマの羽化殻は比較的良く見つかりますが、ミヤマアカネなどの羽化殻は、未だ見たことがありません。
羽化殻(ウカガラ)
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羽化殻

写真の羽化殻(ウカガラ)は、ヤブヤンマ(藪蜻蜒)のものだと思われます。林道脇の小さな砂防用堰堤近くにありましたが、この年はこの場所で多数のヤブヤンマが羽化した模様で、周りに沢山の羽化殻がありました。

グンバイトンボ(軍配蜻蛉)の生息環境
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軍配蜻蛉の生息環境

グンバイトンボ生息環境の写真です。この事例では、川の本流そばに幅約3〜4m、長さ約20m程度の細長い池が形成されています。この池には、本流からのきれいな水が地下水で注がれています。
ミヤマアカネ(深山茜)の生息環境
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深山茜の生息環境

ミヤマアカネ生息環境の写真です。高知県の里山で近くに田んぼの用水路があり、ほぼ年間を通じて泥の状態が保持されています。そこにはイモリや蛙、アメンボなどの生き物が多く生息しています。


日本のトンボ一覧(抜粋)
アオイトトンボ科
イトトンボ科
エゾトンボ科
オニヤンマ科
カワトンボ科
サナエトンボ科
ヤマトイトトンボ科
トンボ科
モノサシトンボ科
ムカシトンボ科
  • ムカシトンボ
ムカシヤンマ科
  • ムカシヤンマ
ヤンマ科
迷入種
  • アオビタイトンボ
  • アメイロトンボ
  • オオギンヤンマ
  • オナガアカネ
  • コモンヒメハネビロトンボ
  • スナアカネ
  • タイリクアキアカネ
  • マダラヤンマ

【参考文献】
1)『土佐のトンボ』(浜田康著、平成3年高知新聞社)
2)『中国・四国のトンボ図鑑』(杉村光俊・小坂一章・吉田一夫・大浜祥治著、2008年 いかだ社)
3)『近畿のトンボ図鑑』(2009年 いかだ社)